2016年07月19日 [記事URL]
【アトピー 大阪 悠々堂 まき鍼灸院】
【薬物療法は良いのか?悪いのか?】
アトピー性皮膚炎の方のお悩みで多いものの一つに
「ステロイド剤などの薬物との付き合い方」ということがあります。
処方する医師はメリットを優先することが多いわけですが
実際に使用する患者はデメリットを受けることもあります。
薬物療法に対する問題点として、あるアンケートがなされました。
回答結果から見えてくるのは、
実際に薬物治療を経験した結果、80%以上の人が
自らの体験上、ステロイド剤やプロトピック軟膏で
アトピー性皮膚炎は治らない、と考えていることです。
実際、ステロイド剤やプロトピック軟膏は
アトピー性皮膚炎を治す薬ではありません。
あくまで薬剤が治すのはアトピー性皮膚炎により生じた
「かゆみ」という「症状」です。
「症状を治す」「病気を治す」ということを
患者側は誤って認識することが多く
そして、薬剤を処方する医師はその違いを患者側に明確に説明することがあまりない様です。
例でいえば、
風邪をひいて高熱が出た際
解熱剤を医師が処方することがありますが
ステロイド剤などでアトピー性皮膚炎が治るというのは
解熱剤で風邪が治るといっているのと同じことになります。
風邪の場合は、多くの患者自身が
熱が下がることと、風が治ることは間接的につながることはあっても
熱さげることで風邪が治るとは思わないでしょう。
アトピー性皮膚炎も同様で
かゆみを治しても、アトピー性皮膚炎が治るというストレートにつながるわけではないのです。
そして、このことは説明を受けた時点ではわからなくても
実際に自分自身が捨ステロイド剤やプロトピック軟膏を使用し続けることで
ようやく体験を実感できた、ということだと思います。
もちろん、症状を抑えることが病気を治すことに間接的につながるケースはあります。
しかし、症状を治す=病気が治る
ということは必然として結びついているのではなく
ほかの決定的な要因があった場合に起きうる
偶発的な意味合いのほうが強いといえるでしょう。
しかし、アトピー性皮膚炎を治すためには、
かゆみを治す(抑える)だけではないことは確かです。
アトピー性皮膚炎の治療を行っていくうえで
何が大切かについて
医師が教えてくれない以上は
(単にかゆみを抑える治療しかしないため)
患者自身が把握しておくことが大切なのかもしれません。
参照 ~あとぴナビ・2016/7月号~
【アトピー 大阪なら 悠々堂 まき鍼灸院にお任せください!!】
2016年07月15日 [記事URL]
【大阪 アトピー 悠々堂 まき鍼灸院】
最近では、食べ物などがバリア機能の低下した肌で先にアレルギー反応が起きてしまうと、
その食べ物を食べたときに激しい食物アレルギーを起こす可能性があるということで
「ステロイドでまず肌を治しましょう」という説明を受ける患者さんが増えています。
それは正しい場合もあり
正しくない場合もあります。
正しい場合はステロイドを塗ってそのまま肌が治った場合です。
正しくない場合というのは
1週間、1か月塗っても「炎症やかゆみがひかない」
「むしろ、だんだんかゆみが広がっている」
「数か月たつが、まだやめられない」
という方で、その後の継続使用は考えたほうが良いといえます。
というのも、
「ステロイドを使うとIgEの数値が上がる(=アレルギーが強くなる)」ことが解っているのです。
小児14名が1か月のステロイド使用で
使用前と比べて1名を除き全員がIgEが増えたという結果が出ています。
2倍近くなった症例もあります。
ステロイドの継続使用で
IgEが上昇することは良く知れた事実なのです。
また、ステロイドの継続使用で皮膚免疫が低下しますので、
皮膚の細菌叢の乱れも重なり
黄色ブドウ球菌などが優位になることが分かっています。
そうなると、黄色ブドウ球菌の排泄物であるデルタトキシンもIgEを増やす作用がありますので
アレルギーを強めてしまいます。
つまり、継続使用をしていくと
「アトピーを治そうと治療していたら
かえってアレルギーを強くしていた」
ということが起きる可能性があり、
実際に長年病院を転々としながら、
同じステロイド治療を繰り返すことで
非常に重い、アレルギーになってる方も多いのも事実です。
ステロイドをちょこちょこっと使って、
知らないうちにそのまま治ったという小児も多くいることも事実です
しかし、一方で長期間使っての症状は悪化しているという小児が多いのも事実です。
後者に関しては深刻で
やはり、ステロイド治療からの離脱はアトピーを治すことにおいて
重要なポイントとなります。
参照~アトピナビ~
【アトピー 大阪なら 悠々堂まき 鍼灸院にお任せください!!】
2015年11月17日 [記事URL]
【大阪 アトピー ステロイドの外用剤の副作用について】
おはようございま~す!!
今日は雨降りでドヨ~ンとしていて
気分もスッキリしませんが、
おばあちゃんの畑の野菜が喜んでるかな~と思うと
「恵みの雨やな~。感謝、感謝!」って思いますね。
乾燥肌の方にも嬉しい湿度ですよね。
今日はアトピーとステロイド、特にステロイド外用剤(軟膏)についてのお話です。
ステロイドで、アトピー性皮膚炎が治るって思っていませんか?
それは大きな間違いです。
ステロイドには、「炎症」を抑える作用はあります。
炎症が起きている部分では、血流量が増えています。
血流を増やして「異物」を外に押し出そう、やっつけようという身体の反応です。
かゆみや赤みはその証拠なのですが、
その血流を抑えることで、かゆみや腫れを一時的に抑えるのです。
ですので、症状を抑える事しかしていませんので
決して根本的に「治す」ことはしていません。
ですので、ステロイドの短期間の服用なら、それほど問題はありませんが
長期にわたる使用は様々な問題が発生していきます。
★ステロイドは元もと私たちの身体の中にあるのです
元々私たちの体の中の「副腎」というところからでるホルモンです。
身体が作り出す量はごく僅かですが、
〇炎症の抑制
〇炭水化物の代謝
〇タンパク質の異化
〇電解質の調整や免疫反応
など重要な役割を担っています。
お薬としてのステロイドの役割は「アレルギーの炎症をおさえること」ですが、
ステロイドはアレルギーを抑える代わりに皮膚の細胞増生も押さえてしまう働きがあります。
適切な強さ・量・使用目的の範囲内で使っていれば問題ないのですが
必要以上に強いものを長期に使っていると皮膚細胞の増殖が抑制されて皮膚が薄くなってきます。
また、皮膚が薄くなるため皮下血管が透過され毛細血管が浮き上がってみえるようになります。
参照 http://www.oki-hifuka.jp/original29.html
また、お薬としてのステロイドは主にコレステロールから合成されます。
ですので、長期的にステロイドを使用することで
コレステロールが皮下に沈着して酸化変性してしまうのです。
普通のコレステロールなら、尿中に排泄されてしまうのですが
酸化変性すると排泄されずに沈着してしまうのです。
酸化したコレステロールが沈着していくとその刺激で交感神経優位になり
血液中の顆粒球が増えることで炎症がおきます。
これはアトピー性皮膚炎の炎症ではなく酸化沈着したコレステロールに対する反応です。
原因物質が「ステロイド剤」なのに
それによる炎症をおさえるために
「ステロイド」をぬるという、悪循環になります
ステロイド剤は「効き慣れ」してくるので今までの量では足りなくなり
どんどん使用量が増えることになります
こうして炎症は広がり皮膚のダメージは深刻になっていきます
★脱ステロイドすると・・・
長期間のステロイド使用であればあるほど
やめた時のリバウンドが強くなります
皮膚が赤く腫れあがり
ジクジクした匂いのする膿がでてきます。
激しい痒みにも襲われます。
これはアトピー性皮膚炎の再発ではなくリバウンドなのです。
しかし、再発したと思い、耐え切れずまたステロイドに頼ってしまい
結局元通り、もしくはもっと悪化することになります。
薬に頼らずに、このリバウンドを克服しない限り、
ステロイドがもたらす身体への悪影響を断ち切れません。
【大阪 アトピー 悠々堂 まき鍼灸院】
2015年08月19日 [記事URL]
【大阪 アトピー 悠々堂 まき鍼灸院】
やむを得ずステロイド、使うことありますよね。
そんな時、使い方、塗り方について
きちんと知っておかないと危険ですので
お知らせします。
●ステロイド外用薬には強度の違いがあります
strongest(最も強力)
very strong(かなり強力)
strong(強力)
medium(中程度)
weak(弱い)
これは体内に吸収されやすいかされにくいかの違いです
含まれるステロイドの強さとは違います。
部位によって吸収率が以下の様に大きく異なりますので
お医者さんから良く聞いて塗ってください。
☆塗り方
使う期間を意識して塗る事が大事です
休薬期間を設けると皮膚が元に戻りやすいので
塗る時にはたっぷりの量
(塗ったところにティッシュを付けたらくっつく状態)
広範囲に(赤い部分だけじゃなくちょっと広めに塗る)
ちびちび塗って中途半端になかなか治らずにだらだら塗るよりも
この方が身体にはよいです
参考 http://atopyandsobo.org/?p=1725
http://www.maruho.co.jp/kanja/atopic/external/
【アトピー 大阪なら 悠々堂 まき鍼灸院にお任せください!!!】
「ホームページを見た」とお伝えいただくと、下記特典が受けられます。
【 電話番号 】 | 072-629-1665 |
【 営業時間 | 9時~20時 |
【 電話受付 】 | 8時30分~19時30分 |
【 定休日 】 | 日・祝 |
※下記リンクには各症例の体験談が書かれております(得られる結果には個人差があります)
大阪府茨木市 アトピー専門
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